歴史
ハンバーガーの誕生や命名の由来については諸説がある。まず、英語におけるHamburgerとは、日本におけるハンバーグ、つまりハンバーガー・パティそのもののことを指し、必ずしもバンに挟んだサンドイッチのみを意味する言葉ではない。つまり日本において一般に認識されているハンバーガーとは、ハンバーガー・ステーキ・サンドイッチの略称である。
挽き肉料理のルーツはモンゴル遊牧民のタルタルステーキに遡るとされているが、これがヨーロッパを経由して独自の発展を遂げ、ハンブルク風(=ハンバーガー)ステーキとしてアメリカに伝わったと考えられている。1891年の文献には既に「ハンバーガーステーキ」の文字が見られ、1904年にセントルイスで開催された万国博覧会会場内でハンバーガーステーキを挟んだサンドイッチが「ハンバーガー」という表記のもとで販売されていたという事実からも、20世紀の初頭には専用の丸いバンと組み合わさり、今日のハンバーガーの原型が誕生していたと考えられる。
このほか、1900年にコネチカット州ニューヘイブンの食堂で開発されたという説や、ウィスコンシン州シーモアのCharlie Nagreenが1885年にハンバーガーを考案したという説もある。Nagreenは当初揚げたミートボールを売っていたがあまり売れなかったため、これを平板状にし、さらにそれをパンの間にはさんだものを販売したという。また、ニューヨーク州ハンバーグ村は、ドイツの都市ハンブルクではなく自身がハンバーガーの名称の由来であると主張している。
ハンバーガーは、1940年代にマクドナルド兄弟がカリフォルニア州に開いたドライブインでメニューに出され、評判になったことで、アメリカを中心に各国に広まった。
その拡がりは「マクドナルド理論」といい、トーマス・フリードマンが「マクドナルドの店舗がある国同士は戦争をしない」という学説が出されたほどである。この説はアメリカ合衆国のセルビア爆撃で破られた。また、マクドナルドではドナルド・マクドナルドというピエロの姿をしたキャラクターが使われている。詳細はマクドナルドを参照。
また該当国の国内通貨価値を知る上での経済指標として利用される事もあり、これはビッグマック指数と呼ばれる。
ウシのゲップには大量のメタンが含まれており、フンからもメタンが発生するため、ウシが増えると大量のメタンガスが発生して温室効果を高めるとして、大量の牛肉を使用(そして破棄)しているハンバーガーがバッシングされたこともあった。